日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

♪14 受験生とともに戦う。

 昨夜、久々に上の子と話した。次の校内模試の前日の寝る前にもかかわらず、一瞬だけ一緒にゲームをしながら。(年甲斐もなく私がゲームしてたら、入ってきた。)

 

 一般的に言う思春期だろうか。今年になるまで、あまり話らしい話はしてこなかった。中々、本音で話し合えず、口を開けば子どもを嗜めるようなことばかり。これでは、関係がうまくいくはずもない。

 心身を病んでから、自分の言動を押さえきることがうまくできなくなり、小言を言いだすと言わなくてもいいことまで、それも全部口にしてしまうようになった。それは下の子に対しても同じ。私の大いに反省すべきところである。

 だが、逆にそれは、過去40年間言いたいことも言わず・言えず、絶えず自分を押さえ続けてきた自分を解放できたということでもある。千差万別、きっとみんなそれぞれ状況も環境も悩みも違うので、私個人の思いはなかなか分かってはもらえないが(もちろん家族にも)、言えなかったら言えなかったで、言えたら言えたで、葛藤があるものだ。

 

 それはさておき、久々に落ち着いた時間を持てたのではないかと思うのだ。(上の子には苦痛であったかもしれないが(笑)最近、昔のように和やかに過ごせていると思っている。きっとそのはず!!!

 成績が低空飛行したこの3年間。そして、やっと4月になって受験の年を迎え目覚めた我が子。特に夏休み以降、その頑張りには目を見張るものがある。私の想像や期待以上に頑張っている。その頑張ろうとする姿勢に、こちらも思わず背筋が伸びる。

 でも、成績は思ったようには伸びてくれない。

 それでも、前を向き頑張り続けるようと自分に鞭を入れている。

 いつ、「もう無理だ」と心が折れても仕方がない状況だろうに。

 

 一つ聞いてみた。「最近、勉強はおもしろい?」かと。

 「最近やっとおもしろいと思えるようになった。やっぱり基礎が大事だな。」

 親の言うアドバイスには全く耳を貸さなかった子が、自分自身でたどり着いた学び。もう何も言うことはない。どこへ行こうと何をしようと、お前ならやっていける、そう信じている、心の中で流す涙とともに思う父でありました。 

 

 でも、一つだけ不安があるらしい。それは、今の点数では第1志望を受験させてもらえないかもしれないこと。

 なら、私にできることは一つだけ。

 「まだ2か月半もある。まだ充分伸びる可能性も時間もある。12月の懇談で先生にたとえ何と言われようと、第1志望目指してお前が挑戦し続ける限り、お父さんも第1志望を曲げさせることはない。」

 

 

 きっと、上の子はやり抜いてくれるだろう。もちろん、合格するにこしたことはないが、今は別にそれはどうでもいい。目標を見失いぼんやり過ごしていた子が、目標を自分で見定め、がむしゃらに頑張り続けている。

 応援せずにはいられないではないか。

 

 今日の校内模試が終われば、あとは、プレテストと本番だけ。

私にできることは、体調管理のための食事作りだけ。

   上の子には机の上が、

        私には台所が、

            戦場だ!!!

              ともに戦おう!!!

 

               一生懸命頑張る子と、かなりの親ばか(笑)よ!!