最近二胡の練習に、身が入らない。
というか、「新しい練習曲」を練習する気にどうしてもなれない。
「2回転調のある難しい曲」だから?、というのもあると思うが、
一番の原因は別の所にあるのだと思う。
ここ半年以上、あまり二胡のレッスンに行っていない。
その理由は、「何を目指したらいいのか分からなくなっているから」。
もちろん、上手になりたいと思う。
でも、どこまでできるようになればいいのだろうか。
小難しい練習曲が課題として出される。
(なんでその曲になるのか、自分のレベルに合っているのか、
ちょっとすぐには納得できないようなレベルのものが、、。
しかも、その曲を私よりもっと初心者の人にも配っているらしい。
「これ、ホントに練習者のことを考えた選曲??」と疑いたくもなる。)
プロとか先生になれる可能性があるわけでもないのに、、、、。
難しい曲を「音が出せるようになる」ことより、
今までがひいた曲がきれいな音色でひけるようになるほうがうれしいのに、、、。
というわけで、中々意欲がわかないのだ。(言い訳かな(笑)
かと言って、全然練習していないわけではない。
むしろ、楽しく練習をしている。
「新しい」練習曲の束縛のない状況で、
自分の練習したい練習曲や、好きな曲をよくひいている。
むしろ、練習に身が入る。
ただ、それをしていて、今後上手くなるのかどうかが、疑問なだけ。
新しい練習曲を練習しないので、当然レッスンにも行きにくい。
でも、上手くなりたい。
まあ、わがままなことで((笑)
そんなこんなで、今一どうしたらいいか分からない日々を過ごしているが、
どうせならと思いたち、1つ実験をしてみることにした。
検証!
「1000回練習したら、ちょっとは上手くなるのか!」
ここ数年、「サイマ」という曲を練習している。
私にとってなかなかに難易度の高い曲である。
モンゴルの草競馬の曲で、とにかく速いし、技も必要。
でも、大すき!
もう4年くらい、練習の最後に、1回か2回練習しているが、
「ひきかたを忘れない」というだけで、当然うまくはなっていない。
その「サイマ」を、
まずは、一音一音確認しながら、ゆっくりひくことにする。
メトロノームのスピードは、62。
本当はむちゃんこ速い曲なのだが、
急ごうとしていつも大慌てでひいているので、
指が転げまわり、音を外すこともしばしば。
正しく弦を押さえられないこともしばしば。
その速い「草競馬」の曲を、
ゆっくり指を確認しながら
「ポニーのお散歩」のようなペースでひくのだ。
これを1000回繰り返す。
これで上手くならなかったら、
自分の練習の仕方や二胡への理解が足りないのだろう。
先生に頭を下げて、一から出直すことにしよう。
今日早速、比較のため、初回のビデオ撮影をした。
一応、ここ数日で20回以上は練習して、現状のベストということで、、。
1回約4分。
これを1000回、4000分(66時間)ひいたら、うまくなっているのか!!
勝負だ!!!!