日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

♪90 三つの涙

 随分久方ぶりにこの日記を更新する。

 

 この2か月ほど、特にここ数週間は、とてもしんどい時間が続いた。

きっと退職した頃に味わった苦しさに近いしんどさだったように思う。

 退職前は、それ以外にも複数の症状が出ていたから、

今回は、まだまだ全然ましな方ではある。(でもまだまだ継続中(笑)

 

 

 

 

 この期間、はまっていたドラマがある。

「東京MER」というドラマだ。

詳細は書かないがとても人間的で、温かみや人と人との絆の感じられるドラマだった。

 そして最終回を迎える。

涙が止まらない。

泣いては、再度見直す、そしてまた泣く、

泣けるからまた見る、見るから泣ける、からまた見る、、、。

 くり返し見ること20数回。

20回目くらい、から視聴しながら、ふと思うようになる。

 

  なんでこんなに何度も何度も見ているのか?

  なぜ、毎回涙が流れ続けるのか?

 

 そこには、どうやら三つの涙が流れていたようだ。 

 

 

①感動の涙

 言うまでもなく、このドラマ自体が心を揺さぶる感動的なドラマであった。

これは間違いない。

 

②自分に仲間のいないことの寂しさの涙

 これは仕方のないこと。

なぜって、調子を崩し仕事を早期退職したから。

そんな身に、このドラマの登場人物はとてもまぶしく輝いて見えたし、

お互いを信じ助け合う姿にうらやましさを感じた。

そして、そういう仲間のいない自分が、とても寂しく思えた。

その涙である。

ひょっとしたら、このドラマを見ている間だけででも、

強いきずなで結ばれた仲間と一緒にいたかった(疑似体験?)のかもしれない。

 

③そうすることのできない悲しみの涙

      自分だって新しい仕事に就くなりして、

     新しい人たちと新しい人間関係を形成して、、、

普通なら、こんな風に前向きに考えるであろう。

 ただ、それが可能なだけの精神力・体力がまだ伴っていない。

全くもって。

何より、自分の精神状態をコントロールする部分が壊れているのを感じる。

 だから、しんどくなって10年近くになるが、

今だに長時間の仕事は難しいと感じる。

1日2日くらいなら何とかなるかもしれないが、

1週間とか1か月になると、

とても続けていけるとは思えないのである。

 認めざるを得ない自分の心・精神の崩壊、

そして、そんな自分の心を、腫れものをさわるようにしかあつかえないこと。

そのことが、何よりしんどいというこの現実を、

ドラマを通して、最終的に再確認してしまって流す涙である。

 

 

 結局、ここに至るのかあ。

 

 でも、とてもいいドラマだったから、

何度見ても、見終わった後、しんどい気持ちにはならなかった。

 ただただ、この三つの涙が、

自分の意志とは関係なく、ひたすら頬を伝うのである。

 

 

 

 さあ、現状を再確認したところで、

またがんばりますかね!

 壊れたものは治らないし、

壊れたものをさらにコントロールしようなんていうのは、

もう一段上の難しさがあるし、相当な気力が必要!

 そんなの今は到底無理!無理!絶対に無理!(笑)

 

 少しでも心を奮い立たせようと計画を立てても立てても、

途中やめになり、

全く前進のない懲りない自分ではありますが、

また、一から新たな気持ちで始めてみようと思います。

 

 9月末から書き始め、

書いてはやめ書いてはやめして、

やっと今頃出来上がった♪90をもちまして、

今回のチャレンジは、終了したいと思います。

     今回のチャレンジも、大したことにななりませんでしたが、

     ラーメン一杯分の価値は十分にありました。

     多分、一生忘れない味だと思います。

 

 

 今まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

 

 

 こりない男なので、

近々に何か新しい企画を始めると思います(笑)

よかったらまた読んでやってください。