日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

♪74 つい買ってしまったあぁ!小遣いマイナス圏内へ!

 二胡を習い始めた時、

いや、習う前に「先生の先生(大先生)」のところに、

二胡という楽器を買いに行った時のことだ。

 

 どんなふうに問われたかは忘れてしまったが、

「きらきら星でいいからひけるようになりたい。」

と答えた記憶がある。

 先生も大先生も笑って

「すぐできるようになるよ。」

と言ってくれた。

 

 そんな意味で言ったんじゃあないんだけどなあ。

私のいつもの説明不足。

いや、逆に伝わらないでよかったのかもしれない。

 私が言いたかったのは、

「きらきら星をひいている自分が

音色を聴いて泣けてくるくらい

気持ちをのせてきれいに奏でられるようになりたい。」

ということだったのだ。

 

 結果、2回目のレッスンの時には、きらきら星は簡単にひけるようになった。

どんな音色でも音程でもひけたことには変わりない。

一応ひけた。

 

 そんなこんなで、次から次へと曲を習ってはひけるようになりの繰り返しで、

早4年以上が過ぎた。

 

 年に1度か2度、思い出したようにきらきら星をひいてみる。

だが、まだまだまるで自分の思うきらきら星ではない。

音程はかなり定まり出したし、音色も最初の頃よりはよくなったはずだ。

ビブラートも少しかけられるようになった。

 でも、カチカチと弓が共鳴胴にあたる音がしたり、

音の出だしや終わりがきたなかったり、ちょっと間が悪かったり、、。

 ひどく悪くはない、、。

でも、まだ、よくはない。

 

 習いに行くことも大事だけど、

もう一度、基礎から練習し直したいと思った。

 そこで、インターネットでいろいろ調べてみた。

 

 二胡には、いくつか団体があり、

そのいくつかは検定をしている。

その検定のための曲集を売っているものもある。

簡単なレベル(初心者)から

難しすぎるレベル(師範を目指す人用)のものまである。

 どの曲集の中にも(6集以外)、

今までにひいたことのある曲が、ちょこちょこと、

散見される。

 

 やはり、それぞれのレベルの曲を、丁寧にしっかりひき込むことが、

確かな音程、確かな指使いへつながる道だと思い、、、、

 一方で、簡単な曲を今さらまた一から練習する元気があるかなあ、、、と思い、

お金がかかることなので、悩みに悩んだ結果、

6集まである検定の曲集のうち、初心者用の方から3冊も買うことにした。

 

 

 お値段7590円。

 たっ高い!(小遣い残額が一気にマイナス2000円以上に(涙))

 でもこの本で一から練習し直す時間を取っていくことが、

二胡に対する自分のやる気のあらわれ、

絶対上手くなるぞという決意だと思うことにした。

 

 本だけ買って満足するのが、よくある私のパターン。

そうならないことを信じて、練習に励みたい!

 

 

♪73 先週は。

4/12~4/18

 

整体(1人につき100円)・デスクワーク(1時間50円程度)・・310円

畑仕事(1時間100円程度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・  0円

二胡(1日1回目35円、2回目15円)・・・・・・・・・・・・・175円

運動(1分2円)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50円

週の平均体重(114kg平均達成で50円)今週114.7kg(-0.3kg)・・・  0円

 合 計                            535円

        そのうち、小遣いへ(270円)、ターボくんへ(265円)

 

・小遣い残(自分のための小遣い)

       4869円+270円=5139円

・ターボくん残(上の子に会いに行く貯金)

        130円+265円= 395円

 

 先週は、かなり疲れもとれ、少しずつ日常生活の中で取り組めることが増えてきた。

まだまだ、むちゃくちゃ眠いけど。(笑)

上の子は、結局先週末には帰ってこなかった。(当たり前!)

 時々、アパートでご飯を作っては、写真を撮って送ってくれる。

そして、その料理のことで、家族4人でグループメールで盛り上がる。 

一緒にはいないけど、みんなで一緒に話せる(メールだけど)ことの幸せ。

写真を通してどんな食生活を送っているか知ることのできる安心感。

今の時代に生きていることに感謝だな。

 

 まあ、そんなこんなで、上の子がボチボチ過ごせているようなので、

少し安心した。

 今週からは少し自分のことを頑張り始めてみようかと思う。

 

 まずは、二胡だ。

先月末、県外(上の子のアパート近くでやっている)の二胡教室にメールで

受講させてもらえないだろかと問い合わせてみたのだが、返事がまだない。

 返事がないからと怒っているわけでは全くない。

コロナ第4波の影響で、新規の受講を制限しているのかもしれないし、

逆に「来てもいいですよ」と言われても、

この様子では県外まで行っていいものか、

みんなが「いいよ」と受け入れてくれるかどうか判断が難しい。

 なので、もし連絡がなければそのまま保留、

もし連絡があったら「しばらくコロナの様子を見てから行かせてもらいます」

と返事をしようと思っている。

 受講はコロナが下火になるかもしれない来年くらいになるのかなあ。

早く行ってみたいなあ。

 

 さて、以前にも書いたかもしれないが、

この二胡教室に通いたいのには訳がある。

  1つは、上の子に会いに行く口実ができること。(笑)

  もう1つは、グループレッスンが受けられること。(こっちが本命!)

 

 今は、個人レッスンの形で習っている。

先生にたくさん褒めてもらえるので楽しいし、

難しい曲にも取り組ませてもらえるので頑張りがいもあるのだが、

何となく何か物足りない。

 「先生が、、。」とか「曲が、、。」ということではなく、

それはきっと、一緒に練習する、一緒に演奏する仲間がいないこと。

 腕は未熟ながらも、みんなと一緒に二胡をひいてみたいのである。

 先生とは、よく練習で一緒に弾いてもらうことがある。

とても気持ちいい。

 それを、「みんなで」とか、「ピアノと」とかで一緒に演奏できたら、

どんなにいいだろう。

 

 そのために、今自分に必要なものは何か。

考えてみる。

 やはり、基礎だと思う。

どんなに難しい曲ができるようになっても、

音程が定まらないと、基礎が確かでないと

うまくひけないし、満足感も得られない。

二胡は弦楽器で音の取り方が難しいけれど、

だからこそ、まずはそこを頑張る必要がある。

(すぐにできるようにはならないし、何年もかかると思うけれど)

 簡単な曲から、一音一音。

そして、きれいな音色でひけるように。

 新しい難しい曲を習う一方で、

自分でできるようになりたいことを考えながら、

練習を重ねたい。

 

 そして、またいつか、コロナ以前のように、

介護施設などに、

今度は先生のおまけでついていくのではなくて、

自分で行って、(二胡やピアノをひける仲間と)

お年寄りの懐かしい曲や知っている曲を、

いい音程いい音色でひいて一緒に楽しめるようになりたいと思う。

 

 

 二胡教室に行けるのがいつのことになるかは分からないが、

まず自分の思う自分の課題をクリアできるように、

今日から頑張っていきたい!

 

 今週もがんばるぞ!

 

 

 

 

 

♪72 夜9時の来訪者

 油断していた。

全く油断して、テレビの前でゴロゴロしていた先週の金曜の夜のこと。

 

 

 夜も9時を過ぎたが、妻はまだ仕事から帰ってこない。

私は下の子と二人で、ゴロゴロとテレビを見ていた。

 下の子は、明日は部活の記録会の日。

なのに準備もせずに、のほほんと。

 私は、明日の朝早くからある用事(後述)がある日。

なのに何にも考えず、ぐでぐでと。

 

 ピンポ~~~ン!

 

 家のチャイムが鳴る。

あまりにも突然のことだったので、

起き上がろうとして立ち上がれず、転ぶ(ころり~~ん)。

 そりゃそうだ。

夜9時にお客さんが来るなんて、チャイムが鳴るなんて、めったにない話。

 体も心も全くもって油断していた。

 

 体勢を立て直し、玄関に向かう。

インターホンの映像を見ると、人が一人立っている。

 何かの勧誘かな?近所の人が用事かな??

混乱した頭を無理やり回して考える。

 

 「はあ~~い。」

 ガチャ!

 

 玄関を開けると、そこには見慣れた人がにこにこ笑顔で立っている。

思わず、目を見開き、言葉を失う。

 一呼吸おいて、次々に湧き上がる疑問とこみあげてくる喜びが、

詰まっていた声を喉から押し出す。

 

 「どっ、どうしたの?」

 

 上の子だ。

1週間前に県外の大学に行った。

元気に大学生活を送っているはずの。

 

 「うん?明日来るんでしょ。

  だから帰ってきてみた。」

 

 そう。

 確かにそう。

 明日は上の子のところに行く予定。

(用事というのはこれです!

 久々?(1週間ぶり)に会えるので、むっちゃ楽しみにしている。)

 4月初めに「頑張れよ。そして上の子に負けないように自分も成長しよう」

と心に決め送り出せるはずだった。

 だが現実は、

アパートの前の住人が3月いっぱいまでいたため、

4月1日までアパートに入れず。

 大急ぎで頑張ったものの、3日間ではいろいろな手続きに追われ、

大きな生活用品など充分物もそろわず、運びきれず。

 なので、明日は妻と一緒に手伝いに行く予定にはなっていた。

 

 なるほどね。

 でも、まさか前日に帰ってくるとは!

「帰りは(車に同乗するので)電車代がかからない!」作戦ね。

 

 「よく、かえってきたなあ。」

 

 上の子の肩をポンとたたき、迎え入れる。

言葉にできないうれしさが、あふれでる。

 下の子もびっくり。

そして、3人で、にこにこ。

 さてさて、帰ってきたので話でもしようかと思ったら、

下の子と早速ゲームを始める。

現代っ子だなあ。

 でも、そういう(ゲームを通しての、言葉ではなく気持ちの)

会話があってもいいよね。

 

 

 時間をかけ話をよくよく聞くに、

午後6時の段階で、急に「帰ろっかなあ」と思ったらしい。

そして、午後7時の電車に乗って、乗り換えて、

帰宅まで約2時間の行程。

 

 何を思い、電車に乗ったのか、

どんな思いで車窓から外をながめていたのか。

 寂しくなったのか、時間を持てあましたのか、分からない。

上の子なりの思いがあって帰ってきたのだろう。 

 

 でも、ただただ「よく帰ってきたね」と言いたい。

 

 親としては、甘いのかもしれない。

 子どもも、甘ったれているのかもしれない。

でも、帰ってきた上の子は、家族のことを大切に思ってくれている

まさに我が家の子らしい我が子。

 だから、「1週間しかいないのに寂しくて帰ってきた?」なんて、

思う必要も言う必要もない!

 うちの子だから帰ってきた・きてくれたのだ!

それでいいのだ。

 

 

 そして、次の日、下の子を朝早く記録会の会場へ車で送り届けると、

上の子のアパートへ。

 家から妻と上の子と3人で一緒に行ったので、

行ってから会うより長い時間、一緒に過ごすことができた。

 

 ただ、

 ただ、

 ただ、そんなふうに帰ってきて、一緒に行ったので、

その後、家に帰ってきてからの寂しさが倍増。

 心を決めて送り出していたのに、

心がちょっと揺らいで、もう一度しんどい思いをすることになりました(笑)。

 

 

 なんだか、今週も帰ってくる予感がするようなしないような。

(さすがに帰ってこないだろうけれど(笑))

 

 

 また近々、帰ってこ~~~い!

(県外といっても近いところなので電車代も安く帰りやすいみたい。)