日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

二胡演奏・ありがとう、おばあさん (整一

 「再来週の日曜日、お祭りで二胡演奏するんだけど、一緒に行く?」

という二胡の先生のお誘いに、

 「はい!」

といつものように即答した。

 

 習い始めてまだ2年。人前で演奏してもよいレベルにはまだまだ遠いが、自分のためについつい、いい返事をしてしまう。

 何もなくても、日々黙々と練習に励んでいるが、発表する機会があるとなると練習への意気込みが全然違ってくる。毎日お決まりの手順で弾き流しがちになる練習が、気合を入れ、音程や音に気を付けながら一曲一曲を正確にきれいに弾こうとする練習に変わるのだ。そんなチャンスを逃すわけにはいかない。

 

 お祭りでの演奏を終えた。先生と一緒に3曲(先生はプラス3曲)。(多分だが)たいして音程も狂わず無事演奏でき(たように思うから)、ホッと胸をなでおろした。演奏後にいただいたお抹茶の温かさが心地よい。最後の出し物、小学生がソーラン節を踊るのを観覧し解散した。

 駐車場で車に乗り込みドアを閉めた。すると、運転席の窓からおばあさんが2人覗き込んでくる。うん?何か口が動いているぞ、、。・・・「ありがとう」・・・

  !!!

 なんですって!!まだお粗末な演奏しかできない私にそんな言葉を言ってくれる人がいるのだ。車を飛び降り、「こちらこそ。」とお礼を言う。習っている場所や経験年数などひとしきり話した後、

「上手だったよ。途中で笑っていたのはなんで?」

と聞かれた。

「よく覚えてないんだけど、、。本当はいけないんだと思うけど、多分間違えて照れ隠しで笑ってしまったんだと思う。」

と言うと、

「それがええんよ。楽しそうに弾いているように見えたよ。」

なんて言ってくれる。ああ、なんとありがたい。

「来年もまた来てね。」

と最後にとどめのようにやさしく言葉をかけてくれて、おばあさんたちは帰っていった。心が温かく熱くなった。

 

 また、あのおばあさんたちに聞いてもらえるように、もっと上手くなれるように、がんばろう。

 おばあさんたちにやる気と元気をもらえた本当にありがたい発表となった。

共に吸収する (資助

「共に戦う!」(目指せ!10週間でー6kg!) 

                     週間目 / 10週間中

 

 さあ、この企画も序盤戦を終え、中盤に差し掛かろうとしている。早いなあ。

 

 子どもの方は、若くて吸収もいいので、日々のちょっとした努力の積み重ねが少しずつ実を結びつつある。先日は、「ずいぶん記録も伸び監督に褒められた」とうれしそうに教えてくれた。また、練習した動きが身につきつつあり、今までとは体の動き様が違うことを実感してきているようだ。

 

 さてさて、私の方は、年は取ってきているものの、「吸収力」は若いものにはまだまだ負けてはいない。むしろ若い者よりはいいと自負している。

 ただし、「食べた物を体に吸収する力」だけが、、、。食べる量は減らしても、食べた範囲内で最高のパフォーマンスを発揮し、体重を維持しちゃってくれている。とほほ。歩く習慣は定着したものの、この自慢の吸収力がなかなか体重減を許してくれない。今週は小康状態。

 

 

   さあ、今週の平均体重は       110.13kg

   初週の平均(111.08kg)より  -0.95kg(まだ1kgも減らないなんて

真緑の野に降り立つ私? (耕司

 お久しぶり、と言っておこう。しばらく作業的なことをしていなかったので、書くチャンスがなかったのだ。

 

 カラーピーマンの苗がずいぶん大きくなってきた。(作業はしていないが、当然、水やりは欠かさずやっている。)

 畑に移植するのも間近になったので、植える算段をしようと畑に向かった。久しく様子を見ていない。どうなっているのだろう。

 畑に向かいながら頭の中では、某アニメのナ〇シカなる主人公が金色の野に舞い降りたかのように、真緑色のスギナの野の真ん中で呆然と立ち尽くす自分の姿が浮かんでは消え浮かんでは消え。恐ろしやあ~~。

 

 そして畑の前に立ち止まり、前を向く。

 、、、。

 おっ。まあいいじゃないか。

 恐れていた最悪の事態は回避されていた。少し前に父が耕運機をかけておいてくれたおかげだ。もちろん、スギナが生えていないわけではない。

 「よし、今日はこのスギナどもを軽くぶち抜いて、軽く耕運機をかけて、来週にはピーマンを植えるか」

 勢いよくスギナを抜き始める。ブチッ、ブチッ。スギナの根茎を少しでも深いところまで抜こうとするも、トカゲのしっぽのようにすぐ切れてしまう。これじゃあ表面だけしか取れないじゃないか。やっぱり地面の中では相当に悪どく蔓延ってやがるな。やってられねえよおおお。(いつものパターン)イライラが募る。

 そう、「ブチッ。ブチッ。」は私の堪忍袋の緒が切れる音。きりがないので、いきなりではありますが、さっそく耕運機のお世話になることに。

 頭に来ていたので、超丁寧に時間をかけ何度も耕運機をかけてやった。スギナのやろうめ、どうだああ。これからは、ご丁寧に抜いたりせず、耕運機で混ぜ混ぜしてやるからなあ。どうせ地下ではびこるんだから、表面だけ爽やかになればもうそれでいいさ。へっへっへ。

 ってことで、今日は暴れる耕運機を長時間ずっと支えていた腰が痛く、腕が痛重い。

 

 来週、もう一回耕運機をかけてから苗を植えることにするかな。