とりあえず、まあね

夢も希望もないけれど、とりあえずまあ、ということで。

とりあえず、演奏会に行く

先日、二胡の練習中、ふと思い立った。

そういえば、今日は二胡の演奏会がある日だったな。

「行きたいなあ」と思っていたけれど、結局ずるずると日にちが過ぎて、

ついに当日になってしまった。

(極度の出不精なので、あまり乗り気になれなかった。)

まだ、行けるかな?間に合う?

なぜか急に、行こうとする心に火がつく。

よし、行こう!

大慌てで支度をし、車を飛ばし会場に向かった。

 

 

僕は、ほとんど音楽に興味を持つこともなく数十年を過ごしてきた。

なので、流行歌もろくに知らないし、懐メロなんて言われてもピンとこない。

ここ数年は、二胡を習い始め、若干音楽に興味が持てるようになってきている。

(練習曲を中心に笑)

 

僕は、二胡演奏家ウェイウェイウーさんの演奏が好きだ。

理由は、体全体を使った演奏、場面場面での表情、しぐさなど、

音だけでは伝わらない、

音を越えた音の芸術作品のような感じを受けるからだ。

まるで、「演奏している人が音色」の演奏みたい。

(私のつたない音楽知識では、これ以上はうまく表現できません。)

同じような理由で、バイオリニストの石川綾子さんも大好き。

 

今日の演奏は、二胡演奏家の小林寛明さん。

YouTubeで拝見したことがあるけれど、

ダンディーな方で、演奏もとても楽しい。引き込まれる。

演奏している姿から、

二胡大好き」、「二胡楽しい」という声が聞こえてくるようだ。

これもまた、僕の中では芸術作品。

あっという間に時間が過ぎていった。

 

行ってよかった。

最高だった。

行かなければ、こんな楽しい気持ちになれなかったし、

二胡練習の起爆剤にもならなかった。

とても、楽しく美しい時間をありがとう。