日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

1年間の修行へ  (整一

整体を習うことになった。

 我が子が痛めたところを治してもらいに整体に通っているうち、整体の先生から私に、「習ってみないか」という話をいただいた。

 毎日家でくすぶりつづけてきた中で、ちょうど、「毎日働きに出て何時間も仕事をするだけの体力や気力には自信がもてないが、そろそろ何か動かないと・・・。でもどうしたら・・・。」と二の足を踏んでいた時だった。そこへ、週に3回、1回が2時間程度の研修と聞いて、心が動いた。

 「今の自分でも、何とかぎりぎりできるのではないだろうか。」

 

 研修を受け始めて1か月半。いくつか変化が・・・。

 一つは、目が少し良くなった。何年も毎日毎日室内で過ごし、近いところばかり見ているから、目が疲れていて、近くは見えにくいし、当然遠くはピントが合いにくい。「これが老眼というやつかも。何もしていなくても年だけは取るんだな」と失意の日々を後悔し、ショックを受けていた。ところが、整体に行くようになって、車に乗って外出することが増えたので、必然的に遠くを見るようになり、ピントが合いやすくなってきた。相変わらずの疲れ目に変わりはないが、ありがたいことである。

 もう一つは、行き帰りを含め約4時間の研修に慣れてきたことだ。今思えば、いきなり仕事に就いて毎日長時間働くようなことは、まだ難しかったのだと思う。たった週3の整体であっても、最初の一か月くらいは、行くこと自体に抵抗もあり、しんどくなることもあった。それでも、「働きに出て自分で何かをするというのはまだ無理でも、今は教えてもらえるのだから、行きさえすればきっと何とかなるはず。短い時間だし。」と心に言い聞かせながら通った。先生はもちろん、先輩もとてもいい人たちで、だんだん慣れてきた今は、少し楽な気持ちで通うことができるようになってきている。

 

 整体はなかなか難しく大変だが、幸い我が家には施術の実験台になってくれる家族が複数いる。1年後に整体の技術を身につけられるよう頑張りたいと思う。

 まあ、今はそんなところだ。

 

 次回は、耕司のお話です。

 

 

おやじの楽工とは?

このブログは、

「体と心の不調の波に飲み込まれ退職した親父(おやじ)が、少しでも明るくしい気持ちになり再起できるようにと設立した再生場の物語。」です。

気楽に読んでいただければと思います。

                  この物語は、半フィクションです。

 

 

 

こんにちは。

 私は、まめペンと呼ばれています。その呼び名の通り、書くことが好きで、いろいろなことをこまめに書いてはストレスを発散しています。ただ、ここ何年かは、書こうにも、調子を崩して退職し家の中でじっとしているだけで、大して目新しいこともなく、何か考えるにしても、自分のこの先を考えると何となく不安で暗い気持ちなることが多く、筆を休めておりました。

 そんな私が、この楽工の設立にあたり、記録を残す担当になりました。今は、書く機会を得た喜びでいっぱいです。

 

 今日は、この楽工(がっこう)のことを少しだけ紹介しておこうと思います。

 本工(ほんこう)には、整一、資助、耕司、まめペンが所属しています。みんな、早期退職して休んでいたけれど、「そろそろ何とか立ち上がりたい」という気持ちをもっています。ですが、やりたいこと、やれることはそれぞれで違い、一緒に活動することは今のところ、ほとんどありません。

 ただ、お互いに心身の好不調の波ががけっこうありますから、その部分を支え合いながら、立ち上がることができるようになればいいと思っています。

 

 今後、それぞれの紹介も含めながら日記のような形式で、活動の様子を発信していきたいと思います。(まめペンがまとめて書いていきます。)

 次回は、整一のお話です。