日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

♪48 お願い!うさちゃん、早く新居に慣れて!

 先日、我が家のうさぎ、うさちゃんの足(つま先の接地する部分)の向きが

90度内側に曲がっているという、

悲しい状態と、通院について書きました。(♪47で書きました)

幸い、骨折でもなく病気でもなく

様子見をすることで一件落着となりました。

 

 でも、やっぱり足の向きが気になります。

カーペットの上で遊んだりゲージに入ったりして遊んでいる時、

あることに気付きました。

 ゲージに入ったうさちゃんですが、

「ガタっゴトっ」

と大きな音がします。

これはいつものこと。

トイレに行くのですが、体の大きくなったうさちゃんは、

トイレに乗るのも一苦労。

落ちないようにバランスをとるため、

足の位置を調整するのです。

そのために、トイレの容器が揺れる音です。

 

 あっ。

それかもしれない。

私は思いました。

 うさちゃんのトイレは、台所の三角コーナーみたいな形をしています。

トイレに行くときは、

前足をトイレのとがった端っこにつくしかないので、

苦労しているのです。

 よく見れば、前足が結構無理な状態でトイレをしています。

さらによく見れば、その足の形は最近の気になる足の形と一緒。

これが原因かもしれない!(断定はできませんが。)

 

 翌日、ペットショップに行きました。

一回り大きくて、長方形のトイレを探します。

ありました。今のトイレの2倍はあります。

でも、なんとかゲージに入りそう。

購入後、取り付けるべく急いで家に帰りました。

 

 ゲージを洗い、トイレを取り付け、

ゲージの中に取り付けた2階部分も、

歳を取ってきた今のうさちゃんには、

飛び降りると骨折の危険があるかもしれないし、

大きいトイレを入れると窮屈になるので取り外しました。

 

 う~ん。

すっきりいい感じになったけど、

でもやっぱり何だか手狭になったような。

トイレは、ゲージの4割近い面積を占めます。

2階部分を取り外したので、空間的には広くなったけど、

うさちゃんは、その下を巣穴的な感じで使っていたようなので、

果たして、うさちゃんはどう思うのか?

 

 さあ、家にお入り!きれいになったよ!

とゲージにうさちゃんを入れます。

入りました。

身を縮め、じっとこちらを向いて座っています。

なんだか、受験生の面接を見るような感じです。

緊張感が伝わってきます

しかも、目がとても悲しそうです。

「私の家はどこにいったの?」

 

 「だんだん慣れてくるから(大丈夫だよ)」

と、心の中で自分とうさちゃんに言い聞かせ、視線を切ります。

5年近く過ごしたゲージのおうちがさぞ恋しいのでしょう。

それは、私も同じ。

うさちゃんとセットで大事にしてきたゲージのおうちの中が、

変わってしまい、、、、寂しい感じ。

 

 半日後、、、。

そっと覗くと、

そこには、まだ面接中のうさちゃんがいました。

悲しい目が、心に突き刺さります。

「早く慣れて!

 ゲージもえさ箱も前と一緒だよ。

 えさ箱なんか、うさちゃんの臭い(うんこ)付きだよ(にしておいたよ)。

 間違いなくうさちゃんのおうちだから。」

うさちゃんに言葉が理解できようができまいが関係ありません。

そう言わずにはいられない現実が、ここにあります。

 

 あと、できることは何だろうと考えた時、

一つだけ思いつきました。

 それは、度々ゲージから外出させること!

その理由は、

緊張するゲージから出てなでなでされることで少し落ち着いてもらうため。

ゲージに戻るときに、「家に帰る」という気持ちになってもらうため。

 

 何度か外出させました。

楽しくなでられて、

ルンルンで家に帰ろうとゲージまで行きますが、

一瞬立ち止まって、意を決してから入っているようです。

今の家が自分の家という気持ちにまだなれていないのでしょうね。

あとはこれを繰り返すのみ!

 

 今朝、うさちゃんのところに行くと、

ゲージに軽く寄りかかり、寝転んでいるうさちゃんがいました。

どうやら、トイレも「トイレ」として認識し、

おしっこも、ちゃんとそこでできたようです。

少し安心しました。

 

 目はまだ緊張気味だし、

ゲージの中にいるのをなでると、

前はべた~と横たわりなでなで要求していたのに、

今まで通りではない体の緊張感がまだありますが、

早く慣れてのんびり過ごしてほしいなあと思っています。

 

 早く慣れようね。うさちゃん!