日記「みさちゃんとともに」

日々の暮らしを綴ります。

♪39 3(サン)9(キュー)2020

 今年はコロナ禍でずっと息苦しい生活を強いられた。

家族が家にいることが増え、

家事もここ最近では一番大変な一年だった。

だが、家族と過ごす時間が増え、

楽しい時間も多く共有できた。

 

 新企画をスタートさせた年後半は、特に充実してきたように思う。

ありがたいことだ。

 ほんのわずかな小遣いを積み上げていくことを楽しむこの企画の

原点は何なんだろうかと思うことがある。

 色々あると思うが、きっと父の影響が大きいのかあと思う。

父は、日々畑で作った野菜物を

こまめに道の駅的な直売所に出荷している。

日に何度も直売所から送られてくるメールを見ては、

「今日は幾つ売れた!」とか「まだ売れてない」とか

楽しんでいる。

売れた売れたといっても、出荷数が少ないので、たかだか数百円。

先日は「出荷したものよりもこれの方が高かった。」

と笑顔で焼き芋を数本買ってきてくれた。

 

 きっとこれが、一番大切なことなんだろうと思う。

わずかではあっても、勤勉に小さな額を積み重ねていくこと。

それを楽しむ心。

活動をしていることの充実感。

それを数値(金額)として評価してもらうことへの喜び。

 

 企画開始までは、

もちろん、ばかにしていたわけではないが、

「よく数百円のために働くなあ」とか

「(持っていくための)ガソリン代の方が高くつくんじゃないの?」とか

「そんなに売り上げが気になるかな?」とか

「売れても大した額にならないのに」とか

とか思っていたが、

いざ、企画を始めてみると、

その尊さがよく分かる。

 

 だから、来年こそは、

整体からのおこぼれ的に小遣いを得るだけでなく、

父とともに畑を頑張り、

出荷し、

売上を得て、

楽しみ、喜び、充実感を共有したいと思う。

(父はかなり高齢になってきているので、

働き過ぎにならないよう監視(笑)しながら)

 

 大したことはできなかったが、

いろいろ大切なことに気付かせてくれた2020

39!(サンキュー!)

 

 

   と、第39回(♪39)で今年を締めくくるのでありました。

 

この日記を読んでくださっている皆さま

一年間ありがとうございました。

読んでくださって、とても励みになりました。

来年もしっかり更新していきますので、

また、よろしくお願いします。