♪6 ラーメンの向こう側
今日も、元気に歩きながら考えた。
(そこまで元気でもないんだけど)
人間、欲求を持つことが大切なんだ!と。
今、私は猛烈に「あの」ラーメンが食べたい。
今まさに、その一心で歩いている。(運動して小遣いを稼いでいる)
ただそれだけのために日々頑張っていると言っていい。
いや、実は、もはやその言い方では正確とは言えなくなってきているかもしれない。
少しでも早く、「その次にしたいこと」・「次の望み」の実現に向けて、
とっととラーメンを食べてしまいたい、という風に気持ちも変わってきているのだ。
さてさて、次に叶えたい望みは何なのだろうか?
ラーメンを食べた向こう側には、どんな欲求を抱えた自分が待っているのであろうか。
そして、歩きながら、さらに考えた。
この欲望の最終は何になるのだろうかと。
答えは簡単に出た。
きっとそれは、新しい二胡だ。
今は、全くもって新しい二胡の必要性は感じていない。
今の自分の二胡が最高の相棒だと思っている。
まだ自分の二胡の今持っている音色や魅力を出せない自分が残念で、二胡に申し訳なくさえ思っている。だから、まだまだこの二胡とともに二胡道を歩み続けたい。
(ひけばひくほど二胡はだんだん音色もよくなっていくが、ピークを過ぎるとだんだん音色が思うようなものにならなくなるらしいが。)
だから、すぐに新しいものが欲しいわけでもないし、かなり高価なものなので、買えるわけでもない。
しかも、多分、この企画だけを続けていても、新しい二胡は何年たっても買うことはできなだろう。貯まるのに何十年もかかるから(笑)
企画に終わりはあっても、欲求には終わりはない。
今は、小さな欲求をかなえ続けていこう。欲求を叶える喜びはきっと自分をさらに前に進めてくれるだろう。
そして、いつか企画を越え、新しいステップに入った時、もしくはさらにもう一段上のステップに進んだとき、
新しい二胡を抱え新たなステージに立つ自分に出会えるのではないだろうか。
目指せ!10年後??くらいかな。買うのは。(笑)