おやじの楽工(がっこう)

早期退職おやじの「楽」しい再生「工」場

準備は整った! (耕司

 何もできないまま時間と日にちだけが過ぎていったこの数週間。

 諸々の事情や天候、体調などがすべてクリアになり、ついに昨日、ピーマンの苗を畑に植えた。

 

 

 大事に大事に育てたはずだった。だが、ここ数週間は日射が厳しく、また水やりを忘れてしおれることもままあった。お世辞にもいい環境とは言えない中で育ったことが、その若干いびつな風体に現れている。

 「もう、狭いポットの中で我慢しなくても畑の土から栄養や水分をしっかりすって大きくなってくれ。」、そんな思いで畑に向かう。

 

 耕運機をかけたり草取りをしたりしていたおかげで、植える場所辺りはかなりいい状態。だが、実際にどんな風に植えようかと考える段になると、なかなか悩ましい。

 周りには、キクイモやらミントが生い茂ってきた。どちらもスギナに負けず劣らず畑中に蔓延るタイプだ。

 ピーマンの苗を植えたら最後、奴らは「もうしばらく、この下(ピーマンを植えたところ)は耕運機はかけられないよね。」とばかりに地下茎を伸ばしてくるのが目に見えている。

 どうしたものか。

 そこで、植えた後、周りや通路に耕運機をかけられるように、植える場所を考えてみる。すると、見る見る植えられる部分は削られ、予定の6割か7割程度の広さになってしまう。結果、予想収入も3割以上減で考えねばなるまい。

 

 だが、仕方ない。この農業をしてみるチャレンジは、草と戦う企画ではない。「ピーマンは植えたけれど、草とのエンドレスバトルだった。」となるならば、しないほうがまし。草取り代にもまるで足りないお金を稼ぐためにピーマンを植えるわけではないのだ。キクイモやミントを処分することが出来ない事情があるので、可能な範囲で(植える面積を減らしてでも)、効率のよい方法を実行するしかないのだ。

 

 暑さに目がくらみ、滝のように汗が流れる中、こんなことを考えながら、無事ピーマンを植え終わった。

 さあ、やっとスタートラインに立てた。ここからが本番である。